奈良きたまち

〜歴史のモザイクのまち〜

きたまち奈良八重桜巡り 2014.04.27

奈良八重桜巡りの開催の当日は晴天に恵まれ眩しいくらいの日差しの下で始まりました。チラシなどの呼びかけの効果があったのか、たくさんの皆様にお集り頂きました。

はじめに奈良女子大学の大講義室に集まり、奈良八重桜に詳しい原田豊実さんから八重桜の見方や説明、八重桜にまつわる面白いストーリーについて、画像を使ってお話いただいました。奈良八重桜がその昔からどのように愛でられてきたのか、天然記念物に指定されるまでの経緯や貢献した人々の話を伺うと、このあと八重桜を見に行くのがとても楽しみになりました。

その後、外に出て10人程度の班に分かれて、順番に奈良きたまちの八重桜巡りに出発しました。案内人は奈良観光ボランティアの会・朱雀のメンバーさん達で、所々でいろいろな資料を使って桜や石碑などを説明していただきました。

参加者の皆さんも次第に慣れてくると、案内人さんや班の他のメンバーと話をしたりして、春の陽気のなか和気あいあいした雰囲気で、楽しく歩きました。

奈良県立文化会館の付近まで来ると、八重桜の花がちょうど見ごろで、桜の木に近づいて花弁を写真撮影する人や、花の香をきく人など、それぞれのやり方で桜を愛でていました。

さらに奈良県庁や東大寺の境内を東に抜けて、新公会堂付近にたどり着くと、辺りは八重桜でいっぱいとなりました。また八重桜の種類が豊富で、「関山」や「御衣黄」など変わった種類の花もあり、様々な趣で私たちを楽しませてくれました。

最後は、東大寺知足院にある天然記念物「奈良八重桜(ならのやえざくら)」の原木の紹介でした。ここでは、奈良女子大学放送部の皆さんが控えていてくださり、到着した人々を労いながら奈良八重桜についての詳しい説明をわかりやすく丁寧にしてくださいました。説明がひと通り終わると、参加者の皆さんから拍手が起こり、これからもこの奈良にある八重桜や豊かな自然を大切にしていこうという気持ちになりました。

奈良八重桜巡りを終えて・・・
今年で3回目の八重桜めぐりですが、お天気にも恵まれ、友達同士や家族連れ、散歩やウォーキングとして気軽に参加していだだきました。参加者の中には県外から来ていただいた方もいて、きたまちの八重桜も少しずつ有名になってきたんだなぁと感じています。
せっかくの豊かな自然ですので、これからも四季折々の風物をたずねて、ぜひきたまちにお越しください。10月5日にはスケッチ大会があります。皆さんお楽しみに! (やまたろう)

PAGE TOP

これまでの活動